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環境にやさしい地下鉄
CO2削減と省エネルギー
地球温暖化の原因である
CO2排出が実質ゼロのクリーンな乗り物です。
1人を1km運ぶのに排出するCO2量
鉄道が1人を1km運ぶときの二酸化炭素の排出量は、自家用車の約1/6です。
単位:g-CO2/人km(2022年度実績) 出典:国土交通省ホームページ
福岡市地下鉄を利用すれば、実質CO2を排出せずに移動できるよ!地球にやさしい乗り物だね!
令和7年4月より
環境への配慮と持続可能な社会の実現に向け、令和7年4月1日より地下鉄で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、実質CO2排出量ゼロで運行しております。

環境負荷低減の主な取り組み
地下鉄の車両は鋼製に比べて軽いステンレスやアルミでできており、電力消費量が少なくすみます。

4000系車両では「同期リラクタンスモーター」の採用により、電力使用量を低減しています。

ブレーキをかけたときに発生したエネルギーを電力に変え、他車両の運行や駅施設などに使用しています。

車両モーターに、電力のムダを少なくする「VVVF制御」を導入。
※VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)の略で、電圧と周波数を自由にコントロールする手法。

操舵台車の採用により、車輪やレールの摩耗低減、エネルギー消費の削減なども期待されます。また、引き続き防音車輪を採用したことに加え、低騒音駆動装置を採用し、環境負荷低減に努めています。

利用者の接近を検知して自動的に作動し、利用者がいないときは運転を停止しています。

地中や下水の温度は、大気中の温度変化の影響を受けにくく、一年を通してほぼ一定であることを活かし、七隈線櫛田神社前駅では地中熱交換器を、七隈線博多駅では下水熱交換器を設置し、駅の空調に利用しています。


橋本車両基地では、雨水を溜めて車体の洗浄水として利用した後、その汚水を再処理して橋本駅や車両基地内の水洗トイレ用の水として再利用しています。

橋本車両基地では太陽光発電システムを設置しています。このシステムは、最高50kW(一般家庭の使用量の約13世帯分)の電気を発電することができます。

省エネの取り組みとして、ホーム·コンコースなどの駅照明やトンネル内照明、駅構内の電照広告のLED化を推進しています。

一部の駅では、灯具の明るさを調整できる調光システムを採用し朝ラッシュ時には明るく、昼間は照度を抑えるなど、時間帯に連動した照度調整を行っています。(▼七隈線櫛田神社前駅 左:コンコース階 右:ホーム階)
