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環境にやさしい地下鉄
CO2削減と省エネルギー
地球温暖化の原因である
CO2の排出量がとても少ない乗り物です。
1人を1km運ぶのに排出するCO2量
鉄道が1人を1km運ぶときの二酸化炭素の排出量は、自家用車の約1/7です。
地下鉄は車やバスよりだんぜんエコなんだね。
たとえば、姪浜から天神まで、車で行かずに地下鉄で行くと、約1kgのCO2を減らせるんだよ。※上記グラフより算出
地下鉄が、福岡の街に与える抑制効果
CO2排出量の抑制
地下鉄があることで、なかった場合と比べて福岡市 全体で毎年約5万2千トンのCO2排出量が抑制されています。
約5万2千トンのCO2を吸収するために必要な森林面積は約8千ヘクタール!!博多区、中央区、南区の合計面積に匹敵します。
ヒートアイランドの抑制
地下鉄は道路交通に比べ、1人当たりの排熱量が少ない乗り物です。
地下鉄は道路交通に比べ、1人当たりの排熱量が少ない乗り物です。
天神地区で毎日抑制される熱量は、
お風呂約5千杯分!!(約5,000世帯分)
車両では主に
電力使用量の削減に取り組んでいます。
車両はすべて省エネ車両なんだ!!
車両空調の効率化
古くなった空調機器を、省エネタイプの機器に取り替えることで15%省エネ
軽量タイプの車両
鉄製より軽いステンレス・アルミ製 車両の導入による電力使用量の削減。
回生ブレーキ
ブレーキをかけたときに発生したエネルギーを電力に変え、他の電車の運行や駅施設などに使用することで、電力使用量を削減。
車両モーターのVVVF制御
車両モーターに、電力のムダを少なくする「VVVF制御」を導入。
※VVVF (Variable Voltage Variable Frequency)の略で、電圧と周波数を自由にコントロールする手法。車両モーターのVVVF制御
福岡市地下鉄は
省エネ車両率100%
回生ブレーキにより発生した電力(回生電力)は、他列車の運行や駅施設などに使用しています。
駅では電力・水使用量の削減、
リサイクルに取り組んでいます。
使用済みのきっぷは、トイレットペーパーになったりするんだよ。
- 自然採光の多用
- 駅電気室等機器の省エネ
- エスカレーター自動作動停止
- 空調機器の省エネ化
- 省エネ型照明器具の採用・減灯
- きっぷのリサイクル
- トイレでの再生水の利用
七隈線は省エネに配慮して建設されており、
その車両基地 (橋本)では、
自然エネルギー 活用したシステムを導入しています。
太陽光発電
システム
最高50kWの電気を発電。 [一般家庭の使用量の約13軒分]
自然換気
システム
電気の力を使わずに自然風の力で自動的に窓を開閉することで、換気のための電力を節約。
雨水循環利用
システム
雨水を車体の洗浄水として利用した後、水洗トイレ用の水として再利用。