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道路の復旧について
地下鉄七隈線延伸建設工事における道路陥没事故の対応について《道路開放までの7日間》(H29.11.09)
七隈線延伸工事における道路陥没事故の復旧対応を改めて整理し、今後のために反省点などをまとめましたので陥没事故関連いたします。
- 1 道路陥没事故概要(P1)
- 2 道路開放までの7日間(P2)
- 3 なぜ早期復旧を目指したのか(P2)
- 4 なぜ早期復旧が可能に(P4~11)
- (1)早期復旧を可能にした4要素
- (2)要素1 危機管理体制
- (3)要素2 初動対応
- (4)要素3 流動化処理土の使用
- (5)要素4 ライフライン調整会議
- 5 様々な情報ツールの活用(P12~15)
- (1)市民の皆さまの不安解消の3要素
- (2)要素1 過不足の無い情報発信
- (3)要素2 報道機関を通しての情報発信
- (4)要素3 関心が高い部分や疑問点を中心に情報発信
- 6 安全・安心な道路開放(P16~18)
- 7 今回の事故対応を振り返って・・・(P19~20)
- 8 資料編(P21~29)
感謝状の贈呈について(H29.2.24)
地下鉄七隈線延伸工事に伴う道路陥没事故の復旧作業にご尽力いただいた企業並びに作業に従事された方(712名)に対し、感謝状を贈呈いたしました。心から感謝申し上げます。
感謝状贈呈企業一覧表はこちら道路陥没現場に関する情報(H28.12.1~)
最新情報は、大成建設JVホームページでご覧いただけます。
※路面沈下計測状況もご覧いただけます。
地盤改良工事について (H28.12.2~28)
本復旧に向けて、チェックボーリングの結果や、「専門技術者会議」メンバーからのご意見を踏まえ、より高い安全性を確保するため、地盤改良工事に着手いたしますので陥没事故関連いたします。
工事期間(予定) : 平成28年12月2日(金) ~ 平成28年12月下旬
工事着手時の報道発表資料はこちら
→当該「地盤改良工事」については、12月28日に完了しました。
工事期間中、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。ご理解・ご協力ありがとうございました。
○今回の地盤改良工事の完了により、流動化処理土下の緩んだ層が補強され、安全性が向上しました。
(工事完了による、現地盤の沈下量予測は、最大で平均26mmでした。(大成建設による試算))
○引き続き、安全確認のため、24時間体制での路面沈下のモニタリングを継続します。
路面沈下モニタリングの計測状況 (H28.12.-1)
はかた駅前通りにおける路面状況のモニタリングについて、H28.12.-1より、大成建設JVホームページにおきまして、下記のとおり計測結果等に関する情報を掲載していくことになりました。
道路陥没箇所の地盤確認について (H28.11.18~30)
道路陥没箇所につきましては、「専門技術者による会議」において仮復旧された道路の安全性を確認したうえで、平成28年11月15日(火)午前5時に供用再開しております。
供用再開後に確認が必要な項目として、前述の会議でご助言をいただいたチェックボーリングを実施いたします。
12月2日に「ボーリング現地調査」が完了しました。
調査期間中、車道及び歩道の一部を占有・規制しての作業となり、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。ご理解・ご協力ありがとうございました。
<確認事項など>
○調査の結果、流動化処理土により改良した地盤の下が緩んでいることが確認されました。
○5箇所のボーリング調査に基づく沈下量予測は、最大で平均86mmでした。(大成建設による試算)
11月26日の路面沈下について
平成28年11月26日に発生した路面沈下につきまして、まずは皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
埋戻し後の多少の路面沈下が想定されたため、路面の高さのモニタリングを行っていました。
その後、大成建設による沈下量予測が行われ、現在のところ、その予測範囲に収まっているため、道路交通の安全性には問題ない、と考えております。
今後とも安全確保のため、24時間体制でモニタリングなどを続けていくとともに、その結果も含め、情報の発信に努めてまいります。
○沈下の原因
流動化処理土下部での地盤の緩みが想定されており、今回は、その弛み箇所が道路開放後に圧縮されたことによる沈下が主な原因と考えています。
○沈下の状況
今回の沈下量は、平均38mm(最大70mm)であり、大成建設試算による沈下量予測の範囲内に収まっています。(沈下時点での沈下量予測は最大で平均80mm程度)
路面沈下に伴う交通規制について (H28.11.26)
仮復旧していたはかた駅前通りの道路陥没事故現場において、平成28年11月26日(土) 午前0時30分頃路面沈下が確認されたことにより、博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間を全面通行止めとしておりましたが、モニタリングの結果、車両通行の安全が確認されたため、交通規制を午前5時30分に解除しました。
引き続き、安全確認のため、24時間体制で路面沈下のモニタリングを継続いたします。
市民の皆様にはご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
11月8日に発生した陥没事故の概要
(1)発生日時 平成28年11月8日(火) 午前5時15分頃
(2)場所 福岡市博多区博多駅前2、3丁目 博多駅前2丁目交差点付近
(3)事故状況
ナトム工法によるトンネル工事中に切羽上面が崩落したことにより、地下水と土砂がトンネル内へ流出し、はかた駅前通り(博多駅前2丁目交差点付近)に幅約27m、長さ約30m、深さ約15mの規模で道路陥没が発生。