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大衆食堂、駄菓子屋さんから銭湯まで古き良きを知るノスタルジー散歩

「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」など再開発が進む福岡市ですが、実は、郷愁をかきたてる風景がまだまだ残っています。懐かしいけれど、不思議と新しさを感じられる、そんないつもとはちょっと違う非日常空間で、昔へ思いをはせてみませんか。

【利用する駅】赤坂駅・天神駅・中洲川端駅・博多駅・呉服町駅・箱崎宮前駅

ルート

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アイコン01一膳めし 青木堂

赤坂駅より徒歩7分

おふくろの味に出合える懐かしの大衆食堂

1957(昭和32)年に創業。野菜炒めや生姜焼き、オムレツといった家庭料理が中心で、大名で働く人やショッピングで訪れる人たちに愛されています。ショーケースのおかずを選ぶカフェテリア方式でも利用でき、学生食堂を思い出させる懐かしさです。

一膳めし 青木堂
オムライス(650円)、みそ汁(150円)。卵がトロトロタイプの、ふわふわオムライス(700円)もある
一膳めし 青木堂
ショーケースには30種類以上のおかずがずらりと並ぶ
一膳めし 青木堂
昔ながらの食堂といった雰囲気で、不思議と落ち着く
一膳めし 青木堂
大名という場所柄、観光客やショップスタッフなど幅広い客層が訪れる

ハッケン!
新旧入り交じる大名エリア

新旧入り交じる大名エリア
古書店(入江書店)や醤油醸造元、和菓子店、飲食店やアパレルショップまでが混在する大名エリア。城下町だったことにちなみ、路地には「大名紺屋町通り」や「鉄砲町通り」などの名称が付けられている
赤坂駅やじるし呉服町駅(乗車約5分)

アイコン02奥村商店

呉服町駅より徒歩2分

ずらりと並ぶ駄菓子を夢の大人買い!

1884(明治17)年に創業し、駄菓子・玩具店と節句人形店を営んでいます。問屋として卸売りを行っているから、店内は1,000種類以上の商品でいっぱい。一般のお客さんにも袋・箱単位で小売販売していて、一部の商品はバラ売りもあります。

奥村商店
店内の棚には駄菓子の箱が所狭しと積まれている
奥村商店
駄菓子のほかに、おもちゃやお面、くじ引きの景品、花火などもそろう
奥村商店
明治後期から大正初期のチラシ。当時は「子供手遊花火類販売所」という名称だった
奥村商店
駄菓子・玩具店の入口は建物の正面ではなく、駐車場側にあるので注意
呉服町駅やじるし箱崎宮前駅(乗車約5分)

アイコン03ナガタパン 箱崎店

箱崎宮前駅より徒歩3分

時代に左右されない日常食としてのパン

箱崎宮前駅で降りると街の風景が一変。お店は2008(平成20)年オープンですが、建物は古い柱や梁がそのまま残されています。石窯で焼くパンは奇をてらわず、オーソドックスなラインアップ。子どもからお年寄りまで食べやすいと評判です。

ナガタパン 箱崎店
筥崎宮の参道と交差する通り沿いにある築70年以上の古民家を改装した建物
ナガタパン 箱崎店
ショーケースにずらりと並ぶ。対面販売スタイルなので、おすすめ商品をスタッフにたずねやすい
ナガタパン 箱崎店
店頭に並ぶパンは50種類ほど。キンピラなどを使用した総菜パンも豊富
ナガタパン 箱崎店
手前から時計回りに、やわらかクリームチーズ(テイクアウト200円、イートイン204円)、練乳パン(テイクアウト160円、イートイン163円)、あんぱん(テイクアウト180円、イートイン184円)。イートインの場合、ホットコーヒーが無料サービスに
ナガタパン 箱崎店
2Fのイートインスペースもレトロな雰囲気が漂う

ハッケン!
町家が点在する旧唐津街道

町家が点在する旧唐津街道
唐津街道は筑前藩と唐津藩が参勤交代に使用した街道で、箱崎宿は筥崎宮の門前町として栄えた。周辺には町家の面影を残す建物が点在する
箱崎宮前駅やじるし中洲川端駅(乗車約6分)
中洲川端駅やじるし博多駅(乗車約3分)

アイコン04カフェ ミエル

博多駅より徒歩すぐ

積み重ねてきた時間を受け継ぐ味わい深い純喫茶

「店の雰囲気は時間が作った財産」と、趣ある店舗は半世紀前から変わっていません。9種類のスペシャルティコーヒーがあり、軽食やスイーツと共に楽しめます。コーヒーのテイクアウトや豆の購入は、同フロアの「リトルハニー 博多駅前店」でできます。

カフェ ミエル
重厚感のあるカウンター席。テーブル席も落ち着いて過ごせる。サイフォン、茶こし、クレバードリッパー、ドリップからコーヒーの淹れ方を選べる
カフェ ミエル
有田焼「香蘭社」製のカップに注がれるコーヒー(900円)。量は2杯分ほど
カフェ ミエル
「ハニー珈琲」のカフェオレベースを使用したティラミス(825円)
カフェ ミエル
1972(昭和47)年のビル開業時から営業していた「シャポー 博多駅前店」の店主が引退するのに伴い、2013(平成25)年よりスペシャルティコーヒー専門店「ハニー珈琲」が運営する
博多駅やじるし天神南駅(乗車約3分)

アイコン05本庄湯

天神南駅より徒歩9分

一日の疲れを癒やす街中に佇むレトロ銭湯

2023(令和5)年3月に延伸開業した七隈線で博多駅から天神南駅へ。1956(昭和31)年に創業した銭湯ですが、楕円形の浴槽やタイルアートなどは懐かしくもおしゃれに思えてきます。石けんの販売や貸しタオルもあるので、手ぶらで立ち寄ることも可能です。

本庄湯
今では珍しい楕円形の浴槽。壁には熱帯魚(男湯)と鶴(女湯)がタイルで描かれている
本庄湯
番台さんとのコミュニケーションも、銭湯の楽しみの一つ
本庄湯
年季が入った体重計や下駄箱など、歴史を感じさせるものばかり
本庄湯
マンションや飲食店が立ち並ぶエリアにひょっこりと現れる

※2023年11月6日現在の情報です

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