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Q&A(今後の工事の進め方について)

<地盤改良について>

Q. 地下埋設物や残置物があるのに,確実に地盤改良ができるのか?

A. 地盤改良は,「高圧噴射攪拌工法(こうあつふんしゃかくはんこうほう)」と「薬液注入工法」により実施します。
 「高圧噴射攪拌工法」は,地中に水などを高圧で噴射し,地盤を削りながら,固化材を混合・攪拌し,地中に円柱状の改良体を造成することで,地盤の強度を増加させたり,地下水の流れを止める工法であり,地下埋設物や残地物の位置や大きさを考慮して,改良体の大きさを変化(直径約3m~約5mの円柱)させることができます。
 また,「薬液注入工法」は,地中に固化材などの薬液を注入し,地下水の流れを止める工法で,固化材が液体であるため,地下埋設物や残地物の周りにも注入することができます。
 二つの工法は,これまで多くの工事で採用されている一般的な工法であり,これらを適切に組み合わせることにより,確実に地盤の強化を図っていきます。

Q. どのようにして地盤改良ができていることを確認するのか?

A. 地盤改良が確実にできているかについては,チェックボーリングにより確認・判断を行います。
  チェックボーリングによって改良体を採取し,改良にムラが無いかを目や手で確認するほか,採取した改良体を用いて強度試験を実施し,必要な強度が得られているか確認します。
  また,チェックボーリングは,改良体同士が重なり合う部分を基本に複数個所で実施し,地盤改良範囲が隙間無く改良できているか確認します。

Q. チェックボーリングにより,改良されていない箇所が判明した場合はどうするのか?

A. チェックボーリングにより,改良されていない箇所が判明した場合には,「薬液注入工法」による補足改良を実施し,補強を行います。


<残置物について>

Q. 残地物が埋まったままだが,どうするのか?

A. 直ちに残置物の撤去のみを目的とした掘削を行うことは,施工が非常に困難であり,周辺の市民生活や店舗営業,道路交通等へ多大な影響を及ぼすことなどから,将来的に掘削を行う工事等の実施が生じた場合に合わせて,再度撤去することについて検討した方が適切であると考えています。  
それまでの間は,撤去せずに残置させることについて,道路管理者等と協議を行っています。
なお,地下水の水質等について,継続してモニタリングを行い,安全性の確認をしていきます。


<工事の安全対策について>

Q. 発注者と受注者は,どのように意思の疎通を図っていくのか?

A.   設計の変更や補助工法の変更について,より踏み込んだ深い協議を行い,課題を見極める協議の場として,「地下鉄七隈線延伸建設工事設計・施工確認会議」を設置し,設計担当課,工事監督担当課,施工業者が一堂に会して協議することとしており,認識の共有や意思疎通の向上を図ることとしています。

Q. 交通局は,今後の工事監督にどの様に取り組んでいくのか?

A.   現場の作業が,施工計画書どおりに行われているかの確認や安全パトロールについては,これまでは監督担当課が中心に行っていました。
今後は,設計担当課も加わることにより,より多くの視点で確認するとともに,設計との相違点の早期発見に努めていきます。

Q. 今後の計測管理はどのような強化を行うのか?

A.   計測管理の監視体制につきまして,各管理基準値を超過した場合は,JV事務所で即時にアラームが鳴動するとともに,同時に大成JV及び交通局の監督員の携帯電話にメール配信されるように,強化いたしました。
また,今後も,監視体制の強化に向けた取り組みについて,施工内容に合わせてより安全となるように検討してまいります。
 

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